【注意喚起】Mirai亜種の感染活動に関する注意喚起について(2017.12.22更新)

Mirai亜種の感染活動について,文部科学省より注意喚起がありましたのでお知らせします. 該当するIoT機器の利用状況および対応状況について,確認および対応をお願いします.

         外部セキュリティ機関より、2017年11月頃より、国内において
        Mirai(※)の亜種による感染活動が確認されている旨の情報を
        入手しましたので、注意喚起を行います。

        Miraiやその亜種のマルウェアに感染した機器は、ボットネットに
        取り込まれ、攻撃者によりDDoS攻撃などに悪用される可能性があり
        ます。
        国内での感染事例が増加しており、早急な対策が必要なことから、該当
        するIoT機器の利用状況および対応状況についてご確認ください。
        対策として、機器ベンダによるファームウェアの修正バージョンが公開
        されている場合は、アップデート等の処置をご検討ください。
        また、ファイアウォール等で機器へのアクセスが制限されていることや、
        機器に適切なパスワードが設定され認証機能が有効になっていること等
        を改めてご確認ください。

        ○参考
        IoT製品の脆弱性を悪用して感染を広げるMirai の亜種に関する活動
        (2017-12-19)
        http://www.nicter.jp/report/2017-01_mirai_52869_37215.pdf
        Mirai 亜種の感染活動に関する注意喚起
        https://www.jpcert.or.jp/at/2017/at170049.html
        脆弱性が存在するルータを標的とした宛先ポート52869/TCPに対するア
        クセス及び日本国内からのTelnetによる探索を実施するアクセスの観測等について
        https://www.npa.go.jp/cyberpolice/detect/pdf/201712191.pdf

        ※:ルータ、監視カメラ、ストレージ機器や特定産業向け組み込み通信機器などの
        IoT機器を標的としたマルウェア